約束の果てに。（つまんねーです）

去年初夏。

ただ一度か二度しか
話をしたことのない方との約束をただ、胸に抱いてきた。

正直、苦しかったことも多かったし
その方は直後に姿を消してしまっていたから。
その時点で、約束は破棄される筈だったのかもしれない。

でも。
多分。
世の中には　画面越しに色々な事情があって、
判らないのだから。
実際、知人は入院したり、
亡くなったりもあったわけで。
ただ、『言葉は』発せられた後。『それのみ』で『生きる』。
もう、ただ、そういう感じ。

残された人の声を聴けば、よいのだと。
私は残された場所へと飛び込んだ。

「守りたい」
と　言っていた彼の　その場所。
「出来る限りのことを致しましょう」
私はそう応えた。

応えたのだから。

少しして、
彼が「守りたい」と言う原因。
コトの発端となった人物も、失踪。

別ゲームで見たよ。
と　他の人から伝え聞き。

あれだけ、仲間が大事、とか　家族だから、だとか。
言っていたのにか？
先に行方が判らなくなった彼をあれだけ案じていたお前が
『無言』で失踪か??？？？？？？？？？？？？？？？

正直、一瞬、憤りに目が眩んだ。
別に何のゲームやろーが、リアル多忙で消えよーが。
所詮ゲームである。
し　か　し　だ。
貴様、普段から言うてることが　アレである場合
皆マジで心配するだろーが？
一言　言えや　ヴぉけが。

身内のほうが　思うこともあるだろうから。
トゲは最小限度に隠した。

月日は流れた。

色々なことをした。
自分なりに、伝手を作って、何か出来ないだろうかとか。

色々。

世情が先に変わっていった。

移り変わるこの小さな世界の中で、
自分は遂に行き場所を見失った。

もー　マジ　ダメぽ。

引退するわー。
と。
アイカタに言った。
なして？
と聴かれ
居場所が無いから。
と　答えた。

所属してきた3つの商会から。
戻っておいでと　言ってもらっていても。
居場所が無かった。

全部、何処に戻っても、その後2つに角が立つ気がして。

どこまで八方美人なんだろうと。
自分に呆れた末が、引退っていう答えだった。

アイカタはすっげーイイ仔で。
もうたくさん友達もいるだろうから。
大丈夫だと、思おうとした。

「じゃ　あたしもやめる〜」

今、君、楽しいサカリのはず、、、、、、、。orz

「じゃ居場所、（商会）つくっちゃおう〜♪」

「・・・・・・君が傍にいてくれるなら。」
「うん♪」

果たして、そうなった。

本当は。
そうと思わずとも。
どこか何かを利用しようとしてきたのが、
間違いだったのだよね。

セビリアに即、船を向け。

商会を開いた。
夜中3時。
フレたちのセカンドさんたちが加入してくれて、ショップが開いた。

それが　Bastet

「彼」は戻る気配は無い。

『彼』の守りたかった場所から、アクティブであったメンを
勧誘した。

約束はまだ、続いていた。

そして、『ヤツ』が、戻ってきた。
ある日、不意に。

おもっきり病だったらしい。
そりゃ戻れん罠。

ゴメン。

憤った自分が悪かった。
＠反省

で。
だ、。

割と平穏に、月日はまた流れた。
少人数ながら、商会は居場所の昨日を果たしていた。

私は日記を書く中に、挿絵を書いていた。
描きたいと思うことが多くなってきていた。

ある日、落書きまみれの日記帳に、
絵に添えて、書き込まれた文字を見つけた。

とある2人の文字と署名。

双方、私の大事な人たち。

この日々の発端。

そこに書かれた対話を見た瞬間。

私と彼の約束は、終ったと　感じた。


彼の名を訳すれば、
幸運とか、幸福という意味の名前だったと思う。


日記帳を前に、大きくため息をついた。

終りますねぃ。
貴方との、あの約束。

結局、自分は　幸福と約束をしたのだから、
どうあれ、上手く行くはずだったのかしらね？と。
無理やりしゃれっ気をつける。

目を閉じた。

喩え、誰に何を言われようと
莫迦だといわれようと
愚かしくとも。

うん。、
大事なものが　何もないよりは　きっとあたしは幸福だったのだ。

オチは着いた。
うん、着いた。

次行くぞ、次。

もーぜってー　誰とも約束なんぞしneeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee

さて。　
それじゃ、サヨナラ　お元気で。